すぐに。

すぐに。

思い立ったことをすぐ口にするのは高次脳機能障害だからであろう。
昨日突然「あれはどこへやった」とレセコン前でデータ入力しているワタシに言ってきた弟。
「あれって何よ?」「うぅ〜ん」と言ってメモに”歯科”と記す。歯科医師免許証のことかと思い、「2階の和室に掲示してあるんじゃ?!」と返すも、それではないらしい。どうやら何かの会員証であることは間違いないが、弟の言葉が出てこないため、これ以上は理解できなかった。県の歯科医師会の会員証とかがあるのなら、それなのかもしれない。
「院長室の本棚に仕舞ってあったはずだ」と言うが、弟が倒れてすぐに、スタッフ皆で院長室の整理整頓はしたものの、本棚は手を着けていないので、そこに仕舞ったのなら、必ずあるはずなのだが、ないと言う。その記憶がかなり以前のもので、倒れる少し前に置き場所を変えた可能性もあるのだが……。とりあえず、すぐに必要なものでもなさそうなので、少しずつ探して行くこととして、納得させた。

このように、言葉の端々を捉えて、理解できる人間が近くにいないと、コミニュケーションが取れないのが現実である。
自宅リハビリになってから、ずっと地域の歯科医師会に出席して、ここ2ヶ月は歯科医師会内の仲良しさんたちとの月一の食事会にも出席して、今月には歯科医師会の旅行にも行くと言う。小さなコミュの中でのやりとりではあるが、少しずつ会話が出来るようになってきているのであろう。
皆さんにはご不便、ご苦労をお掛けしていることだろうが、その辺りは少しだけ目をつぶっていただければと身内は自分勝手に思う。

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