朝一番に弟に向かって
「エアコンのリモコンのボタンが解らないことをなぜ聞けない」
「昨日のように暑い中、エアコンの機能が引き出せずで、暑いままでいたら、間違いなく死ぬぞ」
「解らないことを誤魔化してはいけない」
「解らないことは恥ずかしいことではない」
「治療についても同じである」
「先生方やスタッフたちに解らないことは進んで聞く」
「そうでないと進めないよ!」
と一応説教したが、果たして響いたか?!
診療室での様子を見ていると響いている感じはしない。
相変わらず、ヌボ〜〜〜ッと両手を腰に当てるか、ポケットに両手を突っ込んで立っているかの威張った態度でである。(この立ち姿がワタシは大嫌い。いかにもな態度で、みっともない。見ると手を払いに行くのだが、全く改善されない。これが弟の本質なのかと思うと、なんとも言えない気持ちになる。)
時々、器具の洗いはしているようだが、使った器具をスタッフが洗い場に持っていった時だけで、自分でチェアから洗い場に持って行くことは出来ない。どうして自ら動けないのであろうか? 理解できないのは、ワタシが健常者だからなのだろう。
その人の立場や病状を理解しつつ、先を照らすことは非常に難しいと感じている。試行錯誤はずっと続く。
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