8ビットパソコン。

8ビットパソコン。

昨日の昼に会計事務所の担当者が源泉徴収税と労働保険の事務処理をしに来た際に、弟に向かって、いろいろ話をしたら弟の口から「前は出来たのに」との言葉が出た。そう言うことか。
「しかし今は出来ない。」
「でも周囲はそのことを理解しているし、協力してくれている。」
「ならばどんどん聞くべきである。」
「そうじゃないと成長できないよ。」
と言うだけ言って、時間が迫っていたので、診療室のある1階まで降りて言った。
果たして響いたか?と思ったが、午後も相変わらずであった。
両手を腰に当ててたり、ポケットに入れたりして、踏ん反り返っているし、代診の先生の背後に立っているだけで何もしようとしない。器具の洗いは気がついたらやるが……。途中で荒れた手をワタシに見せて、手の物を口に投げ込むフリをして「いつやった?」と聞く。主語が抜けているが、どうやら次の通院はいつだったとのことの模様。手が荒れだしたので、軟膏が欲しいのであろう。回復期にお世話になった病院にいた頃に手が荒れ出して、その時に軟膏を出してもらっていたので、それが欲しいのであろう。しかし予約通院は来月中旬なので、同じような軟膏をご近所薬局で仕入れてこなければ。そう言うことだけはすごく気になって、即、聞いてくる。治療のアレコレは気にならないのだろうか?やっていたんだとの自負があるからだろうけれど、今のところ、仕上がりの完成度が低かったり、出来ないことの方が多い。それについては、本人は理解しているはずだと思っているのだが、理解しきれていないのだろうか?
ぐるぐると思考が錯綜して、夕ごはんを作る際に、弟にカミナリを落とした。
しかしカミナリを落としている最中もソファに踏ん反り返り、手を組んで、不機嫌そうな顔で聞いている有様。

やはり響いていないのか。
そして昨日は本業の執務をしなければの日だったので、夕ごはん後、自宅へ帰り、パパに報告したところ、「理解しきれていないんだよ」とパパ。長い言葉を浴びせても、理解するのに時間がすごく掛かっているから、最初の言葉を理解している内に、次の言葉を浴びせられると全く訳が解らなくなるんだよ……と。
つまり弟の頭の中は8ビットパソコンで、とりあえず32ビットのワタシの言葉を処理するのが、全く追いつかないってことか。
ならば8ビットに合わせて、言葉を選ぶ。しかし言葉を選んでも、本人がその気になるかは、本人次第。本当に難しい。

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