水曜日に病院へ差し入れを持っていったパパからの報告である。
冷静な目を持つパパは、今現在、弟が何が出来て、何が出来ないのかを弟と師長さんから聞き取りしてくれた。
数字の概念が抜け落ちている。カレンダーの月日が判らないのもこの概念が抜けているからだと思われる。
右目に視野狭窄あり。注意をしていないと右半身をぶつけるようだ。
右手に痛みがあり、細かい作業がまだおぼつかない。
情動コントロールの障害あり。認知症の患者さんに対して、厳しい発言多し。
以上4点がリハビリの課題である。
その日の夜中に『数字の概念』の回復には数独だろうか?と思い、アプリで探し出して、ハマってしまった大バカ者は私です(~_~;)
もうやらない!でアプリは削除しました。
そんな報告を受けての昨日。
情動コントロールがとのことだったので、私がゲームアプリしながらだったら、どう対応するだろうか?と思い、黙ってゲームアプリをしつつ、話を聞いていたのだが、パパが「そんなことしながら、話しするなんて非常識やろ!」と指摘するまで、ゲームアプリをしているとは気がつかなかったので、この作戦は失敗だった。以前、弟が作るかな?と思って、姫路城のナノブロックを持参したのだが、全く興味を示さなかったため、私が黙々と作りつつ、話を聞いていたこともあったなぁ。姉である私の行動に腹を立てることはないようだ。
昨日の一番の話題は
「いつになったら、ここを出れるのか?」
であった。
臭いが気になる。うるさくて眠れない。だから早く出たい。そういう繋がりのようなので、自立した生活が出来るようになるまでは、こちらでリハビリを続けなくてはいけないことを説明して、一生懸命リハビリすること!と締めて病室を後にした。
いずれは歯科医としての復帰を望んでいるが。まずは一般生活が送れるかどうかが問題である。病院内でリハビリをして、淡々と過ごしているだけなので、一度、外泊申請して、自宅で何が出来て、何が出来ないのかを見定める必要があるとはパパの意見。そうすることで更に本人のモチベーションを上げていこう作戦である。その際は、サポートとして私も一緒に泊まることになる。ブルーレイに落とした映画でも持参して、姉弟で鑑賞会しようか。
火曜日に持参したピンセットとペレットフォーム。
ちゃんと練習しているんだろうか?
コメント