金曜日から腰が痛いと言い出した弟。
退院してから、順調に太っているのに、運動不足であることが原因なのではと睨んでいたので、「歩きなさい」とだけ言っていたのだが、あまりに続けて言うようなら、整体へ連れて行こうと思っていたら、土曜の午後、代診の先生に「頭が痛い」と訴えた。クモ膜下で倒れて今の状態であることを知っている代診の先生がびっくりして「院長、頭痛いって言って院長室にいるよ」と私に教えてくださり、院長室に行くと「こっち(左側)が痛い」と言うので、左側面を触ると、ちょっと触っただけで「痛い」「痛い」と言う。あぁもしかしたらいつもの甘えなのかもしれないと思ったが、箇所が箇所なだけに、パパに連絡して、急性期医療でお世話になった病院へ連れて行ってもらい、CT撮影しての診断を受けさせたところ、単なる頭痛であるとの診断となり、消炎剤と胃腸薬を処方されて「次回、もし頭が痛いことがあったら、頭痛外来を受診してください」と言い渡されたそうだ。
案の定である。腰痛についても、お昼にかなり腰に悪い姿勢でソファに横たわっている姿を見て、私としては(ありえへん)と思って、「腰痛だったら、そんな格好は出来ないはずだよ」と言ったばかりだったので、ある意味、それに対する反抗だったのだと思われる。送迎してくれたパパも違う観点から、この頭痛は大したことないなと睨んでいたらしく、診療を待っている間に「また入院になるよ」と脅かしたそうだ。
大したことなくて良かったとホッとするところだが、やはり子どもなのだと再確認することとなった。
そしてパパはナイターで滑るつもりでMegane R.S.にスノーボード等を積載して準備万端だったのに、この騒動で行けずで、本当に申し訳ない。
この騒動後、三人で夕ごはんを食べに出たのだが、弟のオーダーが1品通っておらずで、気がついたパパが再度オーダーしなおしたのが、当の弟はずっとイライラして、テーブルに出てきてもイライラが収まらない様子。確かに出てくるのは遅すぎたが……。その様子を冷静な目で見つめ続けるパパと私だった。
『感謝』の心はいつになったら生まれるんだろうねぇと思いつつ……。
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