カードを切る準備。

カードを切る準備。

このところ酷暑日が続くせいか、歯科医院の予約がぽっかり空く時間帯がある。
そんな時に、弟のリハビリが出来れば最善なのだが、ワタシの気持ちも少し萎えているし、スタッフたちに「あ〜したい。こ〜したい」とも言えずで、本当に勿体無いことをしているなぁと思う。

肝心の弟はと言うと、火曜日と金曜日は大好きな代診の先生にベッタリと金魚のフン化していて、自ら何をどうしようかということは全くなしである。
よく冷えた院長室で何をしているのやら。
面白動画でも見ているのであろう。
月曜日と水曜日は……時間が空けば、これまたよく冷えた院長室でSTさんの宿題に打ち込んでいるのであろう。

ままそれは仕方あるまい。
今の時点では自分でリハビリの計画を立てることが出来ないのだから……。

高次脳機能障害と付き合って2年ちょっと。
同じ障害名を付けられたとしても、一つとして同じ症状はないと思っていいのであろう。
リハビリはオーダーメイドになる。
そしてこの障害は、多少の改善は望めるものの、元に戻れる訳でないと認識されている。
実は、その認識を打ち破るのがワタシの最終目標だ。
元に戻るのではなく、元と同じ仕事ができるようにさせると言う意味合いでである。
しかし2年経って、弱気になっているのも確かだ。
なにせ本人は「(歯科医師に)もどりたい」とは言うものの、何かをするかと言えば、何もしないのである。
それは無理だろう! となる。
ワタシは単なるレセプト打ちであり、事務屋なのだ。
歯科医師として戻れるリハビリを確実に打ち出せるかと言えば、それは無理がある。
スタッフたちに支援を頼むことも考えてはいるが、弟が皆より自分が上だと思い続けている限りは、上手くは回らないだろう。
「私たちの言うことには耳を傾けない」
とスタッフから聞いたし、ワタシ自身も常々思っていることである。

要は本人のやる気にかかっている。
やる気がなければ、何もはじまらない。
このやる気スイッチはどこにあるのだろうか?
今のところ見つけられない。
このスイッチを押すべく、脳神経外科の担当医と話をする算段はつけたが、この話し合いが上手く回るかどうかも不明である。

弟は日々ふわふわしてて、時間だけが経っていくことへの不安はないようだ。
姑息ではあるが、不安にさせるカードを切る準備はしっかり整えておこう。

アイキャッチは最近のお気に入り餃子屋さんの餃子。
生姜が効いてて美味しい❤︎

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