100円の法則。

100円の法則。

弟の仕事のひとつとしているのが医院の釣り銭勘定である。
朝一に釣り銭(決まった総額)を引き出しにセットする。

少し前、釣り銭勘定をした時に
「100円がおかしい」
と言いに来た。
10枚数え間違えていて、千円不足するとの判断だったのだ。
100円玉×16枚となっているところを100円玉×26枚として、合計はあった。

そして今日、また
「100円がおかしい」
と言いに来た。
前に100円がおかしいと言ったのと一緒で、数え間違えだろうか? と思ったら、そうではなくて、ワタシが千円多く入れてしまっていたのだった。
だから正確には100円がおかしいのではなくて、千円多いのである。
となると100円がおかしいとの表現は間違いである。
千円は千円札1枚でも千円だし、500円玉2枚でも千円だし、100円玉10枚でも千円だ。
それを説明したが、果たして解ったかどうかは不明である。

前と同じで「100円がおかしい」と言うのは、やはり高次脳機能障害のひとつなのであろう。
同じことしかできない。
同じことしか思い浮かばない。
その同じことの数を増やしていくしか手立てはないのであろう。
そう考えると、本当に長く険しい道を歩んでいるのだなと思う。
果たして、ワタシたちに未来はあるのだろうか?
時々、そう考えてしまう。
でもすぐ跳ねのけて、未来をさぐる日々。
誰にでも平等に未来はくるのだし、その未来を今の段階で悲壮に思うこともなかろう。
今もこうやって、なんとか過ごせているのだし、このなんとか過ごせている現実を見つめつつ、よりよき方向へ舵をとるべく、走るしかないのだろう。
とにかく走り続ける! それしかないなぁと思う水曜の朝。

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