ひと月。

ひと月。

アスカがお空に還ってから、ひと月。
ぽっかり空いた穴は埋めようにも埋められずに、ずっとぽっかりしている。
ソニックの穴も埋められていないんだから、そりゃ〜そうだわな。

蘭丸が来てくれたから、ソニックの穴は埋められるのかと思ったが、それは全く違った。

こうやってぽっかり空いた穴は埋められることなく、心の隙間を作っていくのかもしれない。
その隙間を埋めることは考えない方が良いのであろう。
隙間は隙間のままで……。

そう言えば、ソニックは割と早くから、ドアの取手に手をかけて、易々とドアを開けた。
アスカもいつの間にか、ソニックがやっているのを見て覚えたのであろう。ドアを開けられるようになっていた。
蘭丸は、覚えられずでアスカが旅立ってしまった。
あまり器用じゃないので、もう少し一緒にいられたとしても、出来なかったかもしれない。
ソニックもいい加減、不器用だったが、蘭丸はそれに輪をかけて不器用である。
うちのボーダーはそんな感じばかり(笑)。
まぁそれでいいんだが。
だってスポーツなんてさせないんだもの(爆)。
やるとすれば、山歩きぐらいだからね。
たくさん歩ければ御の字。
ちなみに蘭丸は散歩もゆるゆるとである。
中指1本でリードを持って、散歩できるぐらい、ゆるゆるである。
アスカはコマンドでゆるゆるとであった。
山ではダダダ! と先陣切って走って、呼びで駆け戻ってくる。
これは八ヶ岳で鹿を追いかけて行ってしまい、アスカ自身が怖い思いをしたからかもしれないが。
この時は、パパが笛での呼びを入れていたので、笛の鳴る方向へ向かって還ってきた。
よほど走ったのであろう。
戻ってきてすぐ腰砕けになっていた。

アスカちん、お空で思いっきり走っていますか?
ソニック兄ちゃんと仲良ししてね。
他のお友達とも仲良くしないとダメよ。
ボールは奪いとらないこと!
わかりましたか。

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