うちの2代目ボーダーコリーはちょっと独特である。
前のお家にいたときに、お留守番が普通だったのか、お留守番に関しては難なくクリアであるが、遠い世界にいっていることがあって、耳がお留守になることが多い。
特にお留守番直後ではあるが……。
「蘭丸ただいま〜」
と居間に入っていくも、小さなバリケン(ハイエースに常備してあったソニック用バリケンで、22キロ弱の蘭丸が入るにはあまりに小さい。アスカもたまに入ってはいたが)に入ったまま出てこずのパターンが多い。
覗き込んでも、違う方向を凝視している。
蘭丸の心はどこにあるのだろうか?
再度覗き込んで、やっと気がつく。
そうかと思えば、お迎えしてくれることもあったりで、お留守番中、一体何をどうしているのかがとても気になる。
ペットカメラつけてみるか? とも思うが、基本、パパは同じ建物内もしくは隣の工場で仕事しているので、そこまで必要ないかな。
ただし、どうもパパと蘭丸は相性が悪いのか、男同志なのかは知らないが、蘭丸がパパに歯を持っていくことがある。
(歯を当てる手前でパパがサクッと移動する)
ワタシにはそんなことしないのになぜなのだろうか?
基本、パパは”アスカちん大好き❤︎”なので、蘭丸を認めていないのが、元凶なのだろうか。
命名していないってのもあるのかな。
ソニックもアスカもパパが命名だからね。
蘭丸はワタシがなんとなく蘭丸!? と面会前に写真を見て思っていて、面会時に実は”ラン”ちゃんだと知り、うちのコとして迎えるのなら蘭丸にしようで決まったのだから、その辺りの思い入れも違うんだろうね。
日々の小さな取り組みもあって、徐々に聞く耳を持つようになってきた。
まだお外では精度が低いが、お家では精度が高くなってきた。
3年半でそこまでしかできていないけれど、蘭丸に求めるのは、ただひとつそれだけだから、地道に行こうと思っている。
犬と一緒にするな! って怒るかもしれないが、弟にも聞く耳を持ってもらいたいと思っている。
だから短い言葉で表現する術を磨いている。
そんな金曜午後。
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