ふと医局に置いてある弟の仕事チェック表に目をやると、隅っこに”8/18 態度、身だしなみ×”との記述を見つける。
18日には何があったのだろうか? と自分の手帳を見返すも、思いあたる記述はない。
態度は元々悪い。
これは先生と呼ばれ続けているから、大いに勘違いをしているからってこともあると思われる。
身だしなみに関しては、そう言えば、当日かその前日に髭を注意されてたなぁと思い当たった。
その髭に関して、注意したら態度が悪かったってことか?
以前にもスタッフからの注意や意見に対して、態度が非常に悪く、スタッフの気を削いだことがあった。
それと一緒のことが、18日にも起こったのであろう。
記述した字は、また別のスタッフのものである。
またか。
何度も何度も同じことを繰り返している。
注意を真摯に受け止められないのだ。
なぜそうなる。
やはり無駄にある自信からだろうか?
この自信をぶっ潰すために、何度も何度も雷を落としているのだが、弟の鉄壁な自信はぶっ潰れない。
どこからその自信がきているのであろうか?
不思議でならない。
どこから? を突き止めることが、もしかしたら早道なのかもしれない。
『先生』と呼ばれ続けていることかと踏んでいたが、どうやらそれだけではないらしい。
でも自信過剰な弟を諌めて、自信を喪失させて、自信を組み上げていく作業をするよりも、もっとやらねばならないことがある。
そっちが先なのかもしれない。
あ〜でもない、こ〜でもないと悩んでいるうちに、時間はどんどん経っていく。
決断力と行動力を試されている。
そんな月曜朝。
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