朝からスマホの充電池を手に持って充電している弟。
「なぜ持ってやっとるの?」
と聞くと
「ここが悪くて充電せんから持っとるんやて」
と言う。
「ケーブルがもう悪いんじゃ〜」
と持つのをやめさせてみるも
「ダメやて」
とまた持つ。
持っても無駄やろ〜で取り上げて、macと同じtype-cだからとmacがあるところで充電してあげようと、執務室のmacの所まで来て、ケーブルを見て唖然とする。
あれ? このケーブル、正規品じゃないよね?
で気がつく。
あいつ変えやがった!
「この盗人が〜」
で終了。
どうやらケーブルが悪いと判断したのが木曜のリハビリ前。
リハビリは執務室でやっているので、これと変えたれ〜で変えて持っていったらしい。
しかし相変わらず充電は満足にできないようで、充電池とケーブルの接触部分に原因があると踏んで、持っての充電をしていたようだ。
確かにピッタリとは合っていなかった。
正規品同士じゃないからか、接続部分にブレが出たようだ。
以前は、執務室をあれこれ触って、大事な書類を移動させてあった。
それ以降、書類関係は自宅へ持って帰っている。
失くされては大変だからだ。
執務室には、目につくところにわざと吊り下げる方法も取り入れて、触ったら即判明できるようにもしてある。
弟自身が自分はできる! と思い込んでいるのがガンなのである。
できないから、ワタシが代行しているのだし、できないから、書類を元の場所に戻せない。
そして今回は黙ってケーブルを持ち出していた。
それを隠そうともしない。
多分、指摘されるまで忘れていたのであろう。
短期記憶の保持ができないから。
高次脳機能障害あるあるである。
今後はケーブルを持ち帰ろう。
そう言えば、この連休中、とあるテレビ番組に高次脳機能障害の患者さんが2名出ていらした。
付き添いのご家族は本当に穏やかだった。
ワタシには無理だ。
そんな火曜朝。
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