むくれる。

昨日の午前、弟に関して、あることがあった。
午後一にSTさんのリハビリが予定されていたので、wordでサクサク打って、事の詳細を報告し、何か良い策がないかと打診しておいた。
そして昨日の今日、また同じことの繰り返しになろうとしている。
結局は、弟自身、今、与えられている仕事に不満があるのであろう。
しかし今現在、一体、診療室にいて、何ができるのか？　と問われれば、それしか出来ないのである。
それでもミスが多い。
そのミスを指摘されて、むくれたのが昨日の発端だった。
そして今日もむくれる。
昨日は代診の先生の計らいもあって、皆に謝罪して事なきを得たのだが……。
やはり同じことの繰り返し。

高次脳機能障害だから。

と言ってしまえば済むのかもしれないが、歯科診療は患者さんがメインである。
患者さんに迷惑がかからないようにしなければならない。
弟のミスは、患者さんの迷惑になる。
だから皆で工夫を凝らしているのだが、それが通じない。
出来ると思い込んでいるからであろうか？
思い込みで動いてもらっては困るのだ。
だから昨日は
「もう診療室にいなくていいから、仕事しなくていいから」
と追い出した。
30分後、戻ってきたが、その間の仕事はスタッフたちとワタシで難なくこなせた。
実はその程度の仕事なのである。
それを俺の仕事じゃないだの、ミスったのは俺のせいじゃないだのと、まぁまぁよく言えるわ〜がスタッフたちの本音じゃなかろうか。
この騒動の中
「院長がやっているのを確認しながらってなると、私たちの仕事が増えるんだよ」
と的確な指摘があった。
そうなのだよ。
弟のせいで仕事は確実に増えているのだ。
それを理解していない弟。
そりゃ〜スタッフ皆の腹も立つよ。
「言い過ぎたかなぁ〜」
と心配していたが
「いや〜ワタシはもっとすごく言っとるよ！　週一は雷落としているから大丈夫。それでも全く響かんからねぇ〜」
とカバーなのか、カバーじゃないのかな返答をしておいた。
あと病前から、ワタシたち夫婦を小馬鹿にしているであろうことも付け加えておいた。
仕方ないよね。
所詮、遊び人だし、尊敬はされんわなぁ（爆）。

そうなんだと思って、距離感を持って接していけば、腹も立たんし……。
処世術のひとつとして、そう思うことにしている。

さらに手を打つ必要性を感じている。

そんな水曜午後。