うちのN-BOXの三気筒中の一気筒がお亡くなりになっていた。
実はずっと前に一度、ターボの警告灯が点きっぱなしになり、その時は原因不明で帰ってきていた。
そして今回、ターボの警告灯が点き出したなぁ〜。
でも2000回転を守っていくと消えるなぁ〜。
と思いながら乗っていた。
ところがパパが弟のトレーニングの帰りの送りに使おうと走り出したら、全警告灯が点いてしまったそうだ。
一応、走ったので一旦帰ってきて、SQ2に乗り換えて、送っていったそうだ。
ちなみにワタシは寝ていた(笑)。
そんなこんなで修理に出したら
「一気筒死んでました」
とのことだった。
あれこれと交換せねばならないため、1週間かかるってことで、急きょ代車を手配してもらい、修理が終わるのを待った。
その代車が古くて、リアカメラもついていない。
でもそのおかげで、いかにリアカメラに頼って、バックしていたかが分かった。
軽自動車でさえこの有様である。
リアカメラがついていない車にずっと乗っていたのに、どうしてこうなった!?
とパパと大笑い。
でも人の脳ってこんなにも順応するのが早いのだと再確認する。
良い方にも悪い方にもである。
そこで弟である。
昨日、抜歯後の消毒にいらした患者さんの消毒を弟に任せた。
ところが弟は抜歯痕を見つけられず、患者さんの前で
「おかしい」
「ない」
とか言っていたそうだ(チーフ談)。
あかんやろ!!
患者さんが帰った後、チーフと共に軽くお説教となった。
代診の先生が
「任せたよ」
と言われた時に、なぜどこの位置の何番の歯であることが確認できない。
それさえ確認しておけば、抜歯痕が小さくてもすぐに判断できるはずである。
右左が分かっていない限り……。
(高次脳機能障害では左右が分からなくなることがある)
それを怠って、患者さんを不安にさせる言葉を吐くのは絶対してはいけない行為である。
医療者ではあるが、実はサービス業でもあるのだ。
それをちゃんと頭に入れずの発言は許されないし、許してはいけない。
先生と呼ばれていることで、勘違いしているのかもしれない。
いつもワタシは
「あなたは歯科医師として働けていないので、先生ではないんだよ」
と口を酸っぱくして伝えているのだが、やはり理解できていないようだ。
仕方ないよね。
周囲が皆、”先生”、”院長”と呼ぶのだから。
勘違いするわなぁ。
弟も頭の中の一気筒が壊れた口である。
その一気筒をどうカバーするかなのだが……。
周囲がいくら頑張ろうが、結局は本人次第なのだ。
それを理解しない限りは、一気筒が壊れたままで人生を終えてしまうであろう。
寂しいが致し方がない。
そんな火曜朝。
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