チーフから
「今日はお昼に3度も来て、チェックしてた」
との報告を仕事はじめの日に受ける。
もちろん弟のことである。
スイッチ等の最終確認を弟に命じたのが、12月。
やったりやらなかったりが続いた。
そんな中、なぜかお昼にチェックしに来るようになった。
年末には、スタッフたちがお昼の掃除や石膏流しをしているのに、エアコンのスイッチを全て切ってしまったとか。
ありえん。
皆がまだまだ仕事をしているのに、空調をオフするなど、ワタシの思考にはない。
ワタシが核となる以前は、昼休みになるとパチパチとエアコンを切っていく人がいたんだが……。
いやいや〜皆、まだ仕事しとるやろ。
夏の暑い日も、冬の寒い日も、パチパチと切って、窓を全開にしていたっけ。
ままそんなことはどうでもいいのだが。
どうやら弟はそれを踏襲しているのかもしれない。
ってか弟がそれを良しとしていたのであろう。
パパ曰く
「使用人って発想なのかね〜」
どんな立場であろうとも、どんな仕事であろうとも、全てのことは、一人では成し遂げられない。
感謝。
それが大切。
そんなことをパパと話しつつ、我が家はそれぞれ課題に向かう。
そして今日は新しくお願いしたリハビリの初日。
先月に一度、お試しで半日だけ利用したのだが……。
昨夜、弟には
「8時半には、施設からお迎えが来るから」
と伝えておいたのだが、お迎えの時間に弟は寝入ってしまっていた。
ワタシは、技工士さんに技工物の依頼のために、8時15分には到着していたが、今後のこともあるので、弟の自主性に任せてほかっておいた。
時間となり、お迎えの人が呼んでいるのに出てこないので、弟宅に入ってみると、寝ぼけた顔でのそのそと準備しはじめている弟がいた。
今朝飲むはずの薬は飲んであったので、朝起きて、ご飯食べて、薬飲んで以後、テレビを見ながら眠ってしまったのであろう。
常日毎から居間寝しているらしく、敷布と毛布が敷いたままであった。
起きた時に、畳んでおけば良かったのにね。
そんなリハビリ初日。
無事終えてくれればいいのだが。
どうも年齢層が高いらしく、利用者さん同士の会話を弟はしないらしい。
ディサービスなので、年齢層はそんなものであろう。
高次脳機能障害に特化した施設があるといいのだが、それは地方では望めない。
歯痒いが仕方がない。
今回は、散歩のサポートを一番にお願いしているので、それがちゃんと出来ればありがたい。
脳障害を抱えた弟にとって、散歩は本当に良いリハビリになるとワタシは思っている。
そんな土曜午前。
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