ふと思った。
誤作動してるんじゃないか?
弟の脳がである。
元々我が家は肥満になりやすい家系である。
母が嫁いでくる前に鬼籍に入っていた祖母は、コロコロだったとのこと。
祖母は40代前半、脳疾患で亡くなった。
その血を濃く受け継いでいるのであろう。
父もずっとコロコロだった。
胃がんで亡くなったので、最期はガリガリになっていたが。
弟もコロコロになりやすいのであろう。
もちろんワタシも、油断すると、あっという間にコロコロになる。
ワタシはコロナ禍で見事にコロコロが増してしまい、食(というか食事摂取の時間配分)を考え直した。
遅ればせながら、パパも考え直したようで、ただいま快調になりつつあるようだ。
よきよき。
さてそこで弟である。
左脳の組織が壊れたので、言語障害が残った。
もちろん若干の右麻痺も残っている。
言語障害は言葉だけではなく、数字もダメになる。
数の概念が落ちたのだ。
時間は数の概念である。
時間が理解できないってことは、生活に支障をきたす。
リハビリを重ねることで、時計はなんとか理解できるようになったようだ。
今時は本当に便利で、スマホさえあれば、いろいろ出来る。
ありがたい文明の利器である。
そう言えば、弟のスマホ、熱がこもったのか、背後が破損していて、テープで補強してあった。
機種変更だな。
本人から言ってくるまでは放置しておこう。
と言ってもワタシの時間が取れないと行けないんだが……。
時計は理解できるようになったのだが、ここでもうひとつ弟ん家的利器がある。
それは隣のスーパー2軒と、少し歩いたところにコンビニ1軒があることだ。
弟にとってはパラダイスであろう。
お腹が空いたと思ったら、即買いに行ける。
そこでこの『お腹が空いた』のサインが問題なのだ。
これが誤作動しているんじゃないかとワタシは睨んだ。
だから弟には
「まずは時間を決めて、食事を摂るようにしなさい」
と助言したが、全く聞く耳を持たない。
これはやはり”先生”と弟が呼んでいる方々に助言していただくしか、手はないのではと思っている。
四方八方張り巡らしてみよう。
蜘蛛の糸のごとく張り巡らせれば、どこかでヒットするかもしれない。
そんな水曜朝。
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