たのしいことが優先される弟。
それによっての弊害は、たのしくないことへ出る。
今朝も弟の仕事としている滅菌器のスイッチ入れ忘れを発見する。
歯科医院であるから、内部の仕事は医療事故に通ずる。
以前から重々気をつけるようにと申し添えてあるにも関わらずのミス。
ミスが起こる要因のひとつはたのしい時間があるから。
そちらへ気が向いてしまっているのは明らかである。
自分の仕事をきちんとやれていないのに、たのしい方へ気が向く。
高次脳機能障害のせいだと言ってしまえば、簡単ではあるが、それでは何も進歩しない。
たのしいことの前に与えられた仕事を果たすのは当たり前のことである。
それさえも疎かになるのだから、複雑な仕事をしなければならない歯医者に戻れるわけはないのだと、何度も何度も言って聞かせているのだが、弟には染み込まないようだ。
ワタシの言葉だから、染み込まないのは仕方がない。
迂回して、染み込ませるしか方法がない。
しかしこの迂回の仕方が問題でもある。
その現場でないと染み込まないこともあるからだ。
さてさてまた頭をひねくり回しましょう。
ミスの傾向を見るに、うるさ方がいない時にミスるように思ったのだが、今日、注意した後もスイッチを入れ忘れ、それに気づくことなく、何度も滅菌器を見にいっていたとチーフからの報告があった。
なぜスイッチを入れ忘れるのか?
スイッチを入れたと思い込むのか?
そこがポイントなのかもしれない。
弟は日に日にデブ化している。
右側には軽い麻痺もある。
滅菌器が置いてある場所は狭い。
世の中のスイッチ類などによくあるように右利きが便利なようにスイッチの配置がされている。
弟は左利きである。
しかも隅っこであり、スイッチのある位置は腰より下である。
屈まないとダメなのだ。
多分スイッチは左手で押している。
体の柔らかさを必要とする。
軽い麻痺とデブ。
辛い動作であろう。
ってことで視界を広く持てるような配置に変更する。
作業しやすいようにするのが一番なのではとの考えからである。
弟のこと以外にもあれこれやらねばならないことが増えつつある今日この頃。
はふ〜っと言いながらも、進んでまいりましょう。
そんな月曜午前。
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