数がわからない。

高次脳機能障害

ここのところ、歯科医院の釣り銭計算を間違えることが続いていた弟。
1000円足らない、1000円多いと書いた小さな紙が金庫に入っている。
レセコンの釣り銭入力で確認すると、間違っていない。
もう一度確認するように「間違ってないよ。再確認してね」と弟の元へ金庫を持っていく。
これ以外にも毎月、生活費(主に食費)を請求してくる際には財布の残高の計算を課している。
これも間違うことが多くなった。
今月はなんと1万4千円も財布に残っていると記されているのに
「もうないから」
請求してきた。
「はて? それだけあるのならまだ10日近く行けるんじゃ?」
と思いつつ、財布内を確認すると千円1枚と100円玉ジャラジャラ残り小銭って感じで「1万円ないやん」となる。
「1万円以上あるってなってるからいらないよね?」
と言って、そのまま返す。
翌日、再度計算して持ってきたのだが、やはり5円少なく計算している。
面倒なので、間違った箇所をチェックして、1か月分の生活費を財布に入れて渡す。

高次脳機能障害だから仕方がないことではあるが、焦ることなく、丁寧にチェックすれば、間違うことはまずないはずなのである。
机上に財布内もしくは金庫内全てのお金を並べて、1度だけでなく2度ほどチェックする。
ちなみに金庫内は決まった金額しか入れてないので、チェックしやすいはずである。
トラップを仕掛けることもあるが、それはまずないので、間違っていると思ったら、再度チェックすれば良い。

高次脳機能障害は認知症とは違うのだが、認知症になる可能性は健常者よりは高いらしい。
その可能性を少なくするするためには、どうしたら良いのだろうか?
実母も認知症が進んでいる。
それを目の当たりにしているから、やはり不安ではある。
弟自身はそんなこと微塵にも考えていないんだろうな。
日々気楽に過ごしているように見えるもの。

ワタシ自身はこのところひどく疲れやすくなった。
そしてそれがどんどん加速している。
昨晩も事故を起こしかけた。
だから疲労が溜まっている時、車に乗ることが怖くなった。
来週から帰りは少し休んでから帰ることとしよう。
昨日は仕事のあれこれでイライラしていたし、余計に疲れていたのかもしれない。
気をつけないと確実に死ぬよな。
休みの日は極力ゆっくりしよう。

そんな日々。

しゃん

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白茶たちと楽しい毎日♪ 柑橘系黄色なNEW Kangoo乗り、くも膜下出血で高次脳機能障害となった弟のリハビリに向き合っています。 Sonic ver.m 2002.9.14〜2017.7.8 アスカ 2006.3.28〜2021.3.27 蘭丸 2015.2.7〜 HUALI 2010.6.18〜

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