木曜日は、年1の脳神経外科への通院日だった。
総合病院かつ激混みなので、早めに着くべく、弟宅へは8時前に着。
前日に迎えに行く旨を伝えてあったので、外で待っているかと思いきや、姿はなし。
電話を入れるも、応答なし。
13回もの入電も応答なし。
やっと電話に出たのが、電話をかけ始めて13分後。
ままこれが通常運転なので、普段であれば、さほど気にもしないことではあるが、本日予定が詰まっているため(いい加減にしろよ)が脳内を駆け巡る。
いつもなら診療中は付き合うのだが、もう必要ないかと思い
「なぜすぐに電話に出ない?」
「朝、迎えに来ることは昨日の内にわかっていることだよね?」
「あなたはとにかく周囲への感謝がなさすぎる」
「スタッフ皆への感謝、先生方への感謝、それを頭に置いて行動することは必要なのではないか?」
「別に障害があるからではなく、健常な人でも、周囲に支えられなければ何も出来ない」
「だから皆、周囲に感謝しながら過ごす。それが当たり前なのでは?」
と思いつくことをずっと言い続けての車内。
弟と言えば、ずっとふくれっ顔をしたまま前を向いて、言葉を発することはない。
やはり響かんな。
ってことで
「今日は玄関で下ろしたら帰るから、自分ひとりで全て終えなさい」
「次の予約も自分で取りなさい」
「そしてワタシに教えるように」
「まぁ次は自分で電車とバスを使っていくのだったら、教えてもらう必要もないが」
と伝え、帰りのタクシー代を渡し、病院玄関前でおろして、ワタシは自宅へ帰宅。
全く、何を考えているのか解らない弟である。
そして翌金曜日。
弟と言えば、ワタシに朝の挨拶をすることなく、脳神経外科の次の予約日を教えることなく、大好きな代診の先生とワハハ、ウホホと馬鹿話に興じている。
次は電車とバスを使って行くのであろう。
間近になってSOS出しても、知らぬ存ぜぬを決め込もう。
やはり気楽な方へ向くわな。
対応をさらに考えなおそう。
ワタシ自身、いろいろと無理をしていることは解っていることである。
母のこともあるし、弟のことは歯科医院をメインに支えて、彼自身はほかろう(岐阜弁:笑)。
先日、弟のお誕生日プレゼントに『Zガンダムの60分の1の高級プラモデル』を買ったばかりなんだが、それはOTさんとのリハビリ用なので、後悔はないのだが……若干勿体無いことしたなぁとも……。
そう言えば、あげた時に「ありがとう」の言葉もなかったな。
ワタシがやることは彼には当たり前になっているようで、本当にもの哀しい現実である。
コメント