さて一人で受診させた治験のためのMRI検査とST検査。
その結果を聞くための受診を、最初の受診時に予約済みであったのだが、弟に渡された次回予約の書類を見ると、なぜかワタシの都合が付けそうにない水曜に変更になっている。
「水曜、ワタシは無理だよね。前の時に予約しておいたよね。なぜ変更になっているの?」
と弟に問うても何も言わない。
「一人で行くの? 一人で結果聞いてこれるの? 次のこともあるよね。全て理解できる?」
とさらに問い続けても、いつものように押し黙っている。
仕方がないので病院へ電話して、事の詳細を聞くと……。
弟が火曜はダメだからと水曜に変更したとのこと。
いやいや〜〜〜〜〜!
あなたが一人で聞いて、理解できるとは思えないんだが……。
次回は結果を聞いて、今後のことを詰めていくのである。
だからワタシも付いていくつもりで、都合が付けそうな火曜午前を予約しておいたのだ。
病院にはその旨をお話しして、元に戻してもらう。
現在、自宅にて訪問リハビリを受けているSTさんには、今回の事の顛末を往復書簡で報告する。
リハビリ時に弟に聞いてもらったが
「一人で行く」
と言っただけだそうだ。
ふーむー。
解るよ。
一人でできると思っているのだろう。
でも、一人でできることなんて知れているんだよ。
それは健常者でも同じ。
周囲に助けれらながら生きていく。
それの何が恥ずかしい?
なんでワタシがいろいろ問うと、膨れっ面や、苦虫噛んだような顔や、怒ったような表情をするの?
意味がわからない。
答えてよ。
言葉を引き出してみてよ。
失語症だけど、汚い言葉や乱暴な言葉は安易に出てくるよね。
先生方やスタッフたちとのバカ話はできてるよね。
丁寧な言葉や、感謝の言葉などが出にくいのはなぜ?
姉の問いに答えられないのはなぜ?
サポートしていて本当に情けなくなる瞬間である。
辞めちゃおっかな〜って。
辞められないんだけどね。
波のように押したり引いたりしつつ、この長い旅は続いていくんだろう。
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