地域の歯科医師会に付き添うようになって、1年になるのだろうか?
先週の火曜もその日だった。
19時半から始まる会。
皆は地域に住居があるから良いのだろうけれど、ワタシは終わってから30分以上かけて帰るのである。
考えてほしいと思い、議事録はつけないの? Zoomは導入しないの? と問いかけたが、必要性を感じないとのことだった。
休む人のために議事録なんかつけられっか〜ってことなんだろうと単純に考えたのだと思うが、休む人のためだけじゃないだよ。
過去にどういう話があって、どう収めたか。
ちょっと聞き逃したなってことが、議事録を見返すことで、皆に理解してもらえる。
他にも議事録をつけることで、明確化されて、いろいろ業務等の助けになると思うのだが、どうもそうは思われないようで、非常に残念に思う。
ままそんなことはどうでも良い。
その日は診療が案外早く終わったので、歯科医師会まで時間があった。
弟はいつものようにダラダラと院長室でスマホを眺めていた。
ワタシがクルマを移動させるついでに買い物に行こうと外に出ようとすると、一緒に出て行こうとする。
いやいや〜まだ時間あるし! で
「時計見ろ! まだ時間じゃないよ」
と収める。
でもやはりいつものように膨れっ面。
時計を見ることすらしない。
パパ曰く
「時間がわからないんじゃ?」
とのことだが、その日あったSTさんとのリハビリは時間の少し前に移動していたし、絶対にわからない訳ではなさそう。
確かに高次脳機能障害であり、失語症であるから、時間の概念が抜け落ちている部分はあると思う。
ただ今の環境であれば、19時半からの会議なら、19時すぎにスマホのアラームを鳴らすように設定すれば良いだけである。
そこに知恵が回るかどうかなのだ。
例えば、前回、病院への往復を練習するって際に、電車の時刻を調べて弟にLINEしておいたのだが、それも弟自身がスマホのアプリを使って調べることも出来るはずなのだ。
先日の通院での帰り道、公共交通機関を使って帰ってくるは良いが、雨が降っていたため、駅横のショッピングモールで待っているよとした時も、スマホで調べれば、そのショッピングモールの位置や、駅からの行き方も出てくる。
それが難しいとしても、LINEで位置情報をワタシに送れば、そこからなんとかなるものだ。
どうでもいいスマホの使い方だけを学んで、自分の障害を補う使い方を学べない事がとても歯痒い。
どうにかしよう。
どうにかしなければ。
という思いがないようだ。
もしワタシが先に逝ったら、どうするんだろうね?
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