PC操作がしたいと言う弟用に新しいノートPCを用意した。
歯科医院の経理を会計事務所と連携できるソフト(PC1台につき、1社処理のソフトにつき、本業と兼ねては無理で、プライベート用のMacBookProにwin搭載してってことも考えたが、そこまでしたくなかったのが本音でして……)で処理するためのPCを用意したかったので、もしもの場合でも無駄にはならないだろうとの見込みでの購入である。
時間を要するが、文字はほぼ読めるようになっている弟のために、ローマ字変換一覧表と例文を準備して、本日の夕ごはん&明日の朝ごはんを持参するついでに、ノートPCを持っていき、弟の目の前に置いて、「例文を打ってみて」と促した。
そして10分後、何も打てない現実を味わった弟。
例文は『新しいスーツを買って、入社式に備える。』である。
読めはする。しかし”新しい”が”あたらしい”であり”ATARASII”と打つことが理解できない。
理解できているのであれば、LINEなどの返信も出来るはずである。しかし今まで全く返信してこないことからも、理解できていないことは明らかだ。それは薄々気がついていたが、弟に現実を味あわせるために黙って見続けて「無理だね」でノートPCを片付けた。まずは漢字をひらがなに置き換えて、そこからローマ字に置き換える作業をしなさいと言い残して、事務所兼寝室に置いてあった郵便物に目を通して、少し片して、帰ろうとしたら、呑気にテレビを見ている弟がいて、説教タイムとなった。なぜ現実を味わった直後に、テレビを見てのほほんとしていられるのかが、ワタシには理解できない。なぜそこでひらがなに置き換える作業が出来ないのだ!ローマ字に置き換える作業が出来ないのだ!
書けないのだろうが、書けないにしても、努力しようよ!
ローマ字変換一覧表だってあるじゃないか!
やはり無理なのだろうか。ずっとつきっきりじゃないと何も出来ないのだろうか。
帰宅後、事の詳細をパパに報告したところ、まずローマ字入力でハードルを上げているのではないかとの指摘。ならば、かな入力でチャレンジしてみるか。一応、かなとローマ字をふった例文を用意した。明日、お飾りを持っていく予定なので、その時に試してみよう。諦めてはいけない。
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