手間暇を惜しんでしまったがための敗北。

手間暇を惜しんでしまったがための敗北。

昨日は祝日だったが、本業は営業で、ワタシも本業の書類整理がたっぷり残っており、午前中は真面目に仕事に勤しんだ(笑)。しかし、ご近所中華でおひとりさまランチ時に、弟のリハビリに何か良いものがないかとネット検索をしていたところ、『メモリーノート』がヒットした。その日一日の時系列での動きを支援者と共に確認して、事後にチェックを入れられるようにしたものらしい。
高次脳機能障害が医療関係者の中で注目されていた時に、生み出したもののようだ。
午後はそのメモリーノートを参考に、弟用のメモリーノートを作る作業とした。

ワタシも随分前から一日の動きを可視化させるべく、一覧表を作り、ホワイトボードに貼って、弟の目につくようにしておいたのだが、先週の人手がないことからくる忙しさで、すっかり貼る手間をサボってしまった。
そして、そのツケが今朝回ってきた。

朝、いつもよりほんの少しだけ早く移動して、車を駐車場に置いて、てくてく歩いて帰ってきたら、弟が目の前のスーパーに向かって歩いている後ろ姿が見えた。弟の仕事としてある診療室の鍵は開いているのか?と思い、ドアに手をかけるも、閉まっている。仕方がないので開けて入り、施錠して、弟が自ら開けるのを待っていたが、朝一のスタッフが来る時間になっても開く気配なし。
2階の居間に入っていくと、呑気にテレビを見ている弟がいた。「何時やと思っとるんや!」から始まって、いつものように雷三昧。ノンストップ雷なワタシ。
あ〜何やってるんだろう。と心の中で思いつつも、超高速で走り出したため全く自制出来ず。
雷を落としながら、一日の動きの一覧表を貼ってこなかったワタシのミスだと心の奥で反省した。何もかもサポートしないと出来ない現実に涙が出そうになった。

さらに弟の朝の仕事の一つとしてある、『つり銭を入れ、金額を確認する』を隣で見ていたら、電卓に打ち込む数字がおかしいことに気がつく。1円単位の端数は出ないはずだが……と。一体、何をどう電卓で叩き出しているのやらと「もう一度やってみて」と指示すると、実は全く出来ておらずだった。
出来る!と本人が胸を張って言っていたことなので、任せておいたのだが、全く出来ていない。奇跡的に今までちゃんとつり銭が合っていただけだった。つり銭を準備するのはワタシなので、まま間違いはほぼないのだが、今回はなぜか90円多く入っていた。
なぜ?!
ということで、つり銭入れは仕事として出来ていないことが判明したので、これをどう扱うかが問題である。つり銭入れを金庫型にして、それを持っていくだけとすべきだろうか?その方がワタシの手間も必要最低限で済み、気が楽である。

実はリハビリで電卓を使って、計算問題を解いている。それが出来るからと言って、実生活において、お金の計算が出来るかと言うと、それは別次元であることが今回判明した。どう導けば、お金の計算が出来るようになるのであろうか?電卓の使い方の間違いを正せば良いのであろうか?しかし案外難しい操作となる。ならば紙に書き出して計算する方が難易度が低い気がする。
「書けないから」と逃げるであろうが。

以前から、パパが弟の日々買うもののレシートを残させておいて、記録させるのはどうだろうか?と言っていたが、レシートを見つつ、計算させて、財布の中のお金と照合させることが、手っとり早いリハビリなのかもしれない。病前の弟は節約家(別名ドケチ)だったから。

手間暇を惜しんでいてはいけない。
しかし……。ワタシの時間には限りがある。

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