小中高大学と剣道を続けていた弟をweb上で表現する時に”闘う歯医者”としていた。
剣道は頭脳戦なので、闘うと言う表現は違うのかもしれないが、肩をいからせて、風を切って歩いている弟にはピッタリな表現だった。
高次脳機能障害となった弟は……。
姉には言わないが、きっと闘っているのであろう。
先日、STさんには
「同じ病気の方々は?」
との疑問符を投げかけたらしい。
その病院には患者会なるものが設立されているので、機会を作りましょうとおっしゃってくださったが、このコロナ禍で実現するのは厳しいであろう。
しかし弟がそこに目線がいったことは進歩である。
この一年、ワタシはずっと闘ってきたが、負け戦ばかりであった。
しかし周囲のサポートでなんとか負けを負けじゃなくしてもらえた。
感謝しかない。
人に恵まれて、なんとか歩いて行けている。
そう感じた2020年。
闘うのはよそう。
そう思えた2020年。
淡々と歩んでいきます。
ありがとうございます。
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