今朝はやはりダメか。
朝、弟宅へ着いたときに
(今日は起きてこれない日かもしれないぁ)
とうすうす思っていた。
いつもなら7時前には診療室裏口を開けて、新聞を取り出し、つり銭の勘定をする。
ところが今朝は全くその気配がない。
居住空間へ
「もう時間だよ」
と言いに行くのもやめて、じっと我慢する。
これはいつもの行動ではあるが……。
実はパパから
「朝、起きてこれずで遅刻してきても、黙ってその様子を観察するように」
と進言された。
「その様子を見て、今後のやっていくべきことを決めていけ」
とも。
だから今週は極力何も言わずで見ていようと心に決めたのだが、イラチなワタシにそれがどこまで続けられるかが問題である。
と打っていたら、裏口が開く音がした。
7時半。
やっと気がついて行動したらしい。
つり銭の勘定をし終わるのに何十分かかることやら。
<今日は10分ほどだった。少しずつ早くなっているようだ>
そこから、今日のスケジュールの書き写しをして、宿題をする。
ついでにワタシが作ってきた朝ごはんも食べるのだが、もしかしたら、昨日の内に、朝ごはんを買い出してきていたのかもしれない。
それを食べていて、こんな時間になった可能性もある。
ここ数ヶ月は毎朝、ワタシが作ってくるか、買ってくるかしているのだが、それさえも忘れてしまう脳になってしまったのか?
退化しているのか?
そう考えているここ数日である。
高次脳機能障害は少しずつではあるが改善していく障害であると認識していた。
しかし年齢を重ねていく内に、退化していく部分もあるのかもしれない。
それはワタシも一緒だ。
日々、仕事をしていて、退化してるなぁと思う部分は多々ある。
高次脳機能障害を持つ弟にもそれは当てはまるであろう。
それがどこに現れるかで、今後の策も変わってくる。
黙って見続ける。
そうすることで何をすべきかが見えてくる。
それが見れる目も養わねばならない。
しかしココでワタシらしい行動が……(滝汗)。
弟が朝のあいさつをしないことで、少しカチンときて、強めに言ってしまった。
「朝のあいさつは!」
と。
そしてさらに
「あなた、人の目を見て言いなさいよ!」
とも。
やはりワタシはダメだな。
パパに進言されたことが全くできていない。
前途多難(汗)。
あっ!
でもやはり、あいさつはこちらが言わないと出来ないってことだよな。
『おだいじ』にも当分無理ってことだろう。
それだけでも解ってヨシとしよう。
ポジティブ! ポジティブ!
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