朝、出勤したら、会計処理の書類などを仮置きしてあるファイルが残バラになって落ちていた。
5段ファイルが連なって掛けおいておけるもので、本業でも便利に使っているものだ。
よく見るとある1段のファイルが抜いてあった。
多分
「なんでこんなもの見えるところに!」
と怒ってファイルごと抜いたのであろう。
今までもずっとそこにあったものなのに、昨日に限って気になったようだ。
(週2のリハビリをその部屋で受けさせている)
書類をどこかへ持っていかれると困るので
「触るな!」
と散々言っているのだが、気分が乗る(こう表現しておく)と、あれこれ見て、あっちへこっちへ移動してある。
事務を担っているものとしては、本当にやめて欲しい。
本人はそうしたことを忘れているのか、都合が悪いからやっていないと言うのかは不明だが、問い詰めるといつも決まって、
「やってないって!」
と口を尖らせて言う。
なら、誰がやるの!
ファイルが勝手に抜けるのか!
故意に抜こうとしなければ、抜けない構造なのだ。
病気のせいだから仕方がないのだが……。
とりあえず、全ての書類を手の届かない位置へ移動しておく。
あとはどうするか今後考えることとしよう。
やったことを忘れる。
本当に認知症と変わらない。
こちらが先手を打って動かねばならない。
事務処理を円滑にしていくためには、目に付くところに置きたいのだが、そう言う訳にもいかずで、頭が痛い。
リハビリの部屋を変えるか!?
とりあえず事務処理のためのアレコレを本業事務所へ移動させるとするか。
レセプトだけは医院のレセコンでないと出来ないのだが、経理処理などはこちらでも出来る。
邪魔が入らず、自分のやりやすいように、持っていくしかあるまい。
しかし弟が自分の行動を覚えていないのは悲しい限りである。
そんなことを思う金曜の夜。
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