「嘘をつくな」の真意。

「嘘をつくな」の真意。

いつものように朝一に弟宅に移動してきて、朝ごはんを供してから、歩いて5分ほどの駐車場に車を移動させて、7時45分に帰ってきたら、弟の姿がない。日計表綴のファイルとつり銭を入れたポーチを準備してなかったので、それを持たずに診療室へ降りていったようである。その2点を持って、診療室へ赴くと、診療室内の照明を灯し、エアコンのスイッチを入れている最中であった。
「ワタシの姿がなかったから、もう時間になったと思って、下へ降りてきたんやろ。」と問いただすと、「違うて〜」と言っただけで、その後はいつものように押し黙っている。「嘘はダメ」と言った後、なぜワタシがいつも嘘はダメと言っているのかを説明した。
「嘘をつかれると、何が解ってて、何が解ってないのかが、判断つかずで、どう導いていいのか判らなくなる。」
と。
これが彼の頭の中に残ったかどうかは、判断つかないのだが、また「姉ちゃんは怖い」との意識を植え付けたであろう。しかし、何度も何度も説明しないと、頭に残らないのは確かだから、今後もしつこく説明していくつもりだ。

高次脳機能障害と付き合って、1年半以上になった。
弟の障害は比較的軽い方なんだろうが、ワタシの目指すところが高すぎて、本当にそこまで達せられるかは、今のところ見えてこない。それでも信じて走るしかない不器用モノである。
今日も走ります。

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