朝、出勤してきて、木曜の午前中に頼んだ滅菌機2台のスイッチが切られているかの確認をしにいく。
弟の作業のひとつとしている滅菌機はスイッチが切ってあり、扉が開いていた。
もうひとつの滅菌機はスイッチは切られておらず、扉が全開になっていて、再度滅菌のスタートを待っている状態であった。
まず両方とも扉を開いてあることが問題である。
滅菌したのであるから、丸一日扉を開けたまま置いておくのはいかがなものかと……。
そしてスイッチが切られていなかった滅菌機については、もしかしたらスイッチの場所がわからなかったのかもと思ったが、それならば電話してこい! が先になり、朝からの雷となった。
雷を落とせども、弟はふくれっ面をするのみで、全く響かない。
私の言葉が響かないのは致し方がないことではあるが、その聞き方を誰にでもしているのではと不安になる。
自分より目下だと思っている人間に対しては多いにしてそうである。
それが彼の人間性であるから。
これを根底からひっくり返したいんだが、無理だよな。
そんなことを思いながら、滅菌機のスイッチオフを木日朝の日課にするべく、予定表に組み込みつつ、視覚的に分かるようにせねばと考える。
とにかく繰り返しである。
どんなに小さなことでも繰り返すことに意味がある。
それが高次脳機能障害でありゲルストマン症候群である弟のリハビリの糧となるのだから。
ところで、ワタシが動ける曜日が木日のみであるので、自然とそこに予定が詰まる。
来週、弟のリハビリをお願いしている診療所での定期検診があるのだが、ワタシの方にも外せない所用ができてしまった。
送ることはなんとかできるが、迎えにいくことは無理なので「タクシーを呼んでください」とSTさんにお願いしたら、なんと! リハビリをお願いしている診療所は医療生協なので「出資して組合員となれば、送迎のサービスが受けられますよ」とご案内をいただく。
速攻「入ります!」と返事する。
昨日OTさんが置いていかれた案内を見ると、ワタシが住う地域も組合員になれるらしい。
健康診断とか予防接種とか受けねばなので、母とワタシも入ろうかなぁ〜と思案中である。
様々な情報も得られるかもしれないし……。
アンテナは広く!
そんなことを思った金曜朝。
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