診療中に聞こえてくる、弟の笑い声が不快だった。
代診の先生やスタッフたちとふざけたり、話したりして、起こる笑い声であるが、ワタシには不快だった。
いずれにしても、歯の治療にいらしている患者さんの横で笑うというのはいかがなものか? と以前から思っていたので、今日、笑った時点で、裏に連れて行き、叱責した。
伝わったかどうかは分からない。
代診の先生が「笑うぐらいなぁ」と弟に言ってたのも聞こえてはきたが……。
ワタシが弟に向ける視線が厳しすぎるのは否めない。
ただ正常であれば、きっとここではチョケて笑わないであろうと思う。
やはり正常な判断ができないように感ずる。
それは高次脳機能障害だから致し方がないのであろうが、本当にそうなのであろうか?
タガが外れると表現するのが適当なのかもしれない。
左脳の一部分が壊れたことで、喜怒哀楽の喜と楽の部分が大きく出るようになってしまったのであろう。
怒や哀でないことは、ありがたい。
でも喜と楽は時と場合によっては失礼に当たる。
それを本人は理解しきれていない。
高次脳機能障害だから致し方がないではなく、この場面ではこうするべきではないの? と示唆することも必要ではないだろうか。
聞いちゃーくれないんだが。
そんな火曜午前。
ワタシはどこへ向かおうとしているんだろう。
さらに考える火曜午前。
そう言えば、今朝、失語症関連のグループLINEで松江市に失語症者支援センターが開設されたことがニュースになったとの情報が流れてきた。
岐阜にも欲しいねと。
失語症意思疎通支援者の養成研修があることもご存じないメンバーもいて、支援者の養成は? との質問も飛び交っていた。
当時、ワタシは何を見て、研修があることを知ったのか、思い出せないのだが、きっとネットを徘徊していて、その情報にたどり着いたのだと思う。
一時期、コロナ禍で中止になっていたので、時々、サイトを覗いては情報をキャッチしての申し込みだった。
まさか高山市でだとは思わずの申し込み。
事務局からの「高山でなんですが」との電話に「あぁ問題なくいけますよ」と気楽に答えたりもした。
それもコロナが治らずで2年またぎになってしまい、やっとこの11月に修了証をいただけた次第である。
いずれにしても支援センターを立ち上げるには、失語症関連の活動情報を出し続けるしか方法はない気もする。
大きな声を出したもの勝ちである場合も多い。
とにかく行動あるのみである。
と考える日々。
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