弟は歯科医院開業当時から、業務終了後にはコンセントを抜くことをスタッフに課していたそうだ。
それがエコであると信じている。
まま確かにエコではあるのだろうが、業務上、様々な機器を使っており、そのコンセントを無意味に抜かれるのは困るのである。
(皆で抜き差しすることで、コンセントが破損する可能性も高くなるから、ワタシはやめさせた)
今日の昼に、通常はつけっぱなしのコンセントが抜かれていた。
弟の仕業である。
しかも電源スイッチが入ったままのコンセント抜きである。
機器が壊れる原因にもなる。
そしてスタッフたちがコンセントを抜いてあることに気がつかなかったら、午後の業務に支障が出る。
スイッチオンしてから一定時間経たないと使えない機器もあるからだ。
非常に困ったことをしてくれた。
「なんで入れたままなんだ」
とプリプリしながら抜いたことだと想像する。
反対にこっちが怒りたい。
さてさて対策を練らねば。
診察室に入れないように鍵をかける。
これしかないであろうと言うことで、明後日から昼休み中は鍵をかけることとした。
特に昼休みに代診の先生もスタッフもいない月水は気をつけるべし。
入りたかったら、執務室にいるワタシに声がけするであろう。
その時にブーブー言われても、黙って開けて、様子見する。
そうしないと対応しきれない。
どこでどう記憶が混濁しているのか? と問う。
スタッフと話している最中にふと思ったのは、もう診察が終わったと思ったのではないかってことだ。
月水は代診の先生が昼休みに自宅に帰られる。
外は明るいし、さっき昼ごはんを食べたばかりなのだが、記憶障害があるし、数字は理解しきれていないので、あり得る話である。
とにかく無駄に診察室のあれこれを触られないようにするしかないのである。
そうして、弟が叱られる原因を作らない。
創意工夫は続く。
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